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TOB/MBOのスクイーズアウトを利用した投資の記録

TOBやMBOの成立後、少数株主の株式は株式交換や金銭交付といった方法でスクイーズアウトされることが多いです。このブログは、過去の上場企業のスクイーズアウトを利用した投資の記録です。

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【雑記】5銘柄分まとめました

とりあえず、5銘柄分まとめました。 私は2009年頃からTOB/MBOのスクイーズアウトを利用した投資(というかサヤ抜き)をはじめました。
当時は、年利換算10%近くになる案件が色々あったのですが、株式相場が低迷していく中この手法を実践する人が増えたのか、最近は年利換算3%を割るような案件が多くなりました。

「本手法は、株式投資というよりも社債に近いかな」というのが私の考えです。上場廃止後、持ってる株は数日で取り上げられ、数ヶ月後に株式売却代金をもらうまで、普通株式の所有者(所有していた人)は債権者として支払いを待つ訳ですから、何よりも重視すべきはその会社の信用力・支払い能力だと思います。

また、どの会社の場合も、自分が株主である(株主であったという)証明になるものは一切なく、ただ会社からの連絡を待つのみです。リオチェーンホールディングスの例のように、全く音沙汰無しの期間が長く続くと非常に不安になりますし、この間に会社に万が一のことがあれば、目も当てられません。(この場合、債権者としての権利は残る訳ですが、会社清算や再建の過程で債権カットになる可能性もありますし、なにしろ時間がかかります。)もちろん、TOBやMBOをしている時点でそれなりの資金力は確保しているでしょうが、この手法は元本保証の定期預金とは違うのだということを忘れないようにしたいものです。

あと、不安要素としては、売却代金の送金方法です。配当金振込先を勝手に使ってくれる場合はいいのですが、送られてきた領収書を窓口に持っていく方法の場合、郵便事故や盗難の危険性も否定できません。

また、上場廃止になった時点で、特定口座からはずれますし、さらに金銭交付時には非上場株式として売却益が(大抵の場合は)出る訳ですから、確定申告が必要になります。

スクイーズアウトを利用した方法を実践される方は、これらのリスクや手間を念頭においておいてください。

■参考になりそうなページ
マネックス証券 公開買付け一覧のページ
備考欄のところに「上場廃止予定」と書かれているもののうち、(金銭交付予定)(MBO予定)と書かれているものは、遅かれ早かれここに掲載した流れでスクイーズアウトされていきます。
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/tob_meig.htm

SBI証券 本日の注意銘柄/上場廃止銘柄
直近に上場廃止になる銘柄です。スクイーズ合うとされる銘柄も埋もれています。キーワードは、(全部取得)
http://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/attention/stock/cash_C01.html



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